親切
「親切」
私達が、心の奥底に元々持っている美しい心。
利他の心で、人に親切にすることで、仕事の記録帖にも
書いてあるように、自分自身の心身も健康になり、
そして、相手にも喜ばれる。喜ばれると、自分もうれしい。
さらに、回りまわって、やがて自分も親切にされるようになる。
・・・・・まさに、良いことずくめ!
だけど、みんなが、いつも、他人に親切にしているかというと、
残念な事に、とても、この世の中の状況は・・・・・、
親切の好循環という様には思えませんね。
みんな、自分のことで精一杯。
時間に追われていたり、心配事があったり、イライラしてたら、
人のことまでかまっている余裕がない。
・・・・・そうなんです。
昨日の朝礼でも話がありましたが、心に余裕が必要ですよね。
<お気に入りの理由>
人に善かれかしと想って利他の行いを続ければ、
巡り巡って必ず良い人や人生に恵まれると思います。
そして、そういった心は余裕が無 いと持てない様な
気がするのですが、実はどんな状況に置かれても気持ち一つで
持つことは可能ではないかと思うのです。
例えば、震災で我が 家が倒壊し家族が犠牲になり、
自分の事で精一杯なはずなのに・・・
近隣に住む老人や病人の救助に駆け回る人が沢山いました。
反面、時間に 余裕があっても自分の事しか考えられない
人もいます。心とは、本当に不思議なものだとつくづく思います。
盛和塾の稲盛塾長は、
世界で最も 忙しい人の一人だと思いますが、
世界で最も利他の心を持ち実践をされている人の一人
であることは、誰も否定しないでしょう。